仕上げ磨きしたいけど子供が暴れてできない!
どういう体勢で仕上げ磨きすればよいの?
というお悩み解消のために、写真入りで院内掲示を増やしました。
当院での初診からの流れはこのようになっています。
※年齢や本人のできる度合いにもよって多少処置内容や来院回数は変化します
①初診
お口の中のチェック・・・お口の中の状態を把握するために口腔内カメラを用いて撮影します。磨き残しや歯ぐきの状態を見て、現状についてご説明いたします。
②2回目
虫歯予防のお話を栄養士や衛生士からご説明いたします。虫歯予防と健康のためにどのようにすれば良いか解決策をひとりひとりご提案します。
磨き残しを染めだして、お父さん・お母さんに衛生士指導の下で実際に仕上げ磨きをしていただきます。(9歳くらいまでは仕上げ磨きをお願いしております)
ダイアグノデント(レーザーの光を用いた検査)で歯が虫歯になっていないかチェックします!(もちろん痛みも追加料金もありません)
小さなレントゲン写真を撮ってしっかり虫歯を確認していきます
③3回目
はじめて虫歯治療をするお子さんや就学前のおこさんには虫歯治療に向けてトレーニングを行います。
奥に大人の歯が生えている場合で初期虫歯の歯には、シーラントを行うこともあります。
④4回目
万全を期して虫歯の治療スタートです!
虫歯の治療をスタートするまでに来院回数がかかることがありますが、虫歯の予防をしっかり理解いただいて実施してから治療をしなければ、虫歯はまたすぐに再発します。
治療後はメインテナンスにて虫歯のチェック・磨き残しのチェックと歯ブラシ指導、フッ素塗布や歯のミネラルパックを選択して実施いたしております。
一度歯医者で治療をしてしまえば、あとのメインテナンスは一日のみの来院で終わります。
虫歯というのは火事と同じです。虫歯治療というのは燃えてしまったところに木を植えているのと一緒です。
火をしっかり消してからでなければ、いくら木を植えてもすぐに燃え移ってしまいます。
いのうえこどもファミリー歯科では、はじめてご来院されてから
治療へすすむまでは回数をいただいております。
(一度トレーニングして治療できるようになったお子さんはメインテナンスで虫歯が見つかった場合、次回は治療のご予約がお取りできます)
火が燃え広がらない方法(虫歯予防)をしっかり習得していただき、
虫歯ゼロを目指してお手伝いできたらと思います。
明日4月29日祝日と、連休の間の5月3~6日の祝日は休診日とさせていただきます。
尚、4月30日(木)と5月7日(木)は振替日として診療しております。
みなさんは加工食品や化粧品の裏にある原材料名・成分の表示を見てお買い物しますか?
使われている材料・成分の多いものから順番に記載がされています。
歯磨き粉にも成分が記載されています。
その中でも注目していただきたいのが、
『ラウリル硫酸ナトリウム』(ラウリル硫酸~と記載があるものはすべてこの仲間です)
この成分は食器用洗剤にも用いられているもので、とても刺激が強いものです。
最近では市販のシャンプーに含まれていて肌や髪への刺激が強いから避けたほうが良い、と記事に書かれているのを時々見かけます。
お口の中の粘膜は、皮膚よりももっと弱く・デリケートにできています。
肌や髪に使うのに刺激が強いものを、粘膜であるお口に使えばもっと強い刺激を受けることは間違いありません。
使い続けることでお口の中の粘膜が委縮してしまうというデータも出ているようです。
いのうえこどもファミリー歯科では、特にお子さんのお口の粘膜に用いる歯磨き粉の成分まで気にして販売・取り扱いをしております。
歯磨き粉なんて結局どれも同じ、と思わずに成分をしっかり確認してみてください。
みなさんもフッ素入り・キシリトール入りの刺激のマイルドな歯磨き粉を選択して使用してくださいね!
いのうえこどもファミリー歯科では治療終了後に4か月に一度のメインテナンスをおすすめしております。
お子さんのメインテナンスでは虫歯のチェックはもちろんのこと、必ず磨き残しを染めて歯ブラシのチェックとフッ素塗布をしております。
大人の方のメインテナンスでは、
・虫歯のチェック
・歯周病のチェックと歯石取り、歯の表面の汚れの除去
そしてお子さんと同様に歯のミネラルパックを実施しています。
歯のミネラルパックとは…?
歯の再石灰化(普段のお食事などでも歯の表面はわずかながらにも溶けています。その溶けた部分をもとに戻すことです)に効果があるカルシウムの成分が含まれているペーストを塗ることで、
再石灰化をさらに促進して歯を強くしようというものです。
※牛乳由来の成分なので、牛乳アレルギーの方には使用できません
現在は、期間限定の抹茶・りんご味をご用意しております。
えー抹茶!!!?と思っていましたが、意外においしく、スタッフにも好評でした。
当院では追加料金なしで実施いたしております。
(ただし、当院での歯周病や虫歯の治療が終わってメインテナンスにご来院された方、継続してメインテナンスに来ていただいている方に限らせていただいております。ご了承ください)
こんにちは、院長のいのうえです。
今日も本当に良いお天気ですね!
いのうえこどもファミリー歯科の2つお隣に5月1日より内科がオープンするので、今日明日と内覧会をしています。
お近くにお越しの際は内覧会にいらしてはいかがでしょうか?
さて、話は変わりますが開院祝いにお友達から素敵なプレゼントをいただきました。
Kate Greenaway(ケート・グリーナウェイ)の作品です。
驚くことに、100年以上も前に印刷されたもので、
彼女の描く帽子をかぶった子供たちのファッションは当時のアメリカや英国で流行になったそうです。
絵具も天然素材のものを使っているそうで、今でもきれいな発色のまま!
改めて自然由来のものの素晴らしさに気づかされます。
医療の世界というのは、日々新しく進化もあり、衰退する分野があったりとめまぐるしく進歩しています。
昨日の常識が今日の非常識になる世界で、結果・根拠に基づく新しいものを取り入れてみなさまに提供していきたいとスタッフ一丸となって頑張っていきます。
そのような中でも、『医療として患者さんのために』ということだけは変わらず、この絵のように色あせずにいたいと思います。
みなさんは初期の虫歯の診断はどのように行っているかご存知ですか?
白っぽくなっているから、とか
溝が黒くなっているから、など
先生独自の見解に基づいて診断していることのほうが多いのです。
初期虫歯になっている弱い部分を針のついた器具でひっかいて診断する、という
ひっかくことにより虫歯の進行の手助けをしてしまっているような
現代では考えられないようなことをして診査しているところも未だにあるようです。
いのうえこどもファミリー歯科では、レーザーの光を当てて初期虫歯を数値化して確認するダイアグノデントという装置を完備しています。
(みなさんの虫歯ゼロ達成を本気でお手伝いしたいので、追加料金等一切なしで行っています)
もちろん、お口に入るチップは一つ一つ使用したら洗浄して滅菌しています。
この装置で100%正確な結果が出るというわけではないので、
本当に削って治療しなければならないのかをさらにレントゲン撮影や口腔内カメラの拡大写真を利用して徹底的に診断していきます。
特に永久歯の場合には早いうちに削ってしまうと、歯自体の寿命を大幅に縮めてしまうことに直結します。
いのうえこどもファミリー歯科では無駄に削る治療はいたしません。
予防のお話をして、再石灰化を促し、できるだけ初期の虫歯をもとの健康な状態になるように提案しております。
いのうえこどもファミリー歯科では本気で虫歯ゼロを目指す方を応援しています。
突然ですが、みなさんは『歯医者さんのにおい』は好きですか?
歯医者さん独特の消毒液のにおい…私は苦手です。
昔の感染対策の方法としてはあの揮発性のあるにおいのある薬品を使用する方法とアルコールで拭く方法しかありませんでしたが、
現在ではあの独特のにおいの薬品が体に有毒であるため、多くのクリニックではあの薬剤を使わずに別の方法がとられています。
アルコールで拭いただけでは、B型肝炎・C型肝炎などの病原菌は死滅しません。
いのうえこどもファミリー歯科では、
ヨーロッパ最高基準、最高峰の洗浄機械と滅菌機器を導入することで
揮発性のある有毒な薬剤を使用せずに安全に、そして確実に滅菌することができます。
ですので、いのうえこどもファミリー歯科では歯医者さんのにおいは一切いたしません。
少し専門的な話になりますが、滅菌の機械にもいろんなランキングがあります。もちろん当院では患者さんとスタッフの安全のために世界最高レベルのもの(クラスBといいます)を使用しています。
当然、お口のなかに入れる削る機械や小さなチップ類もすべて洗浄・滅菌して常に新しいものをご用意させていただいています。
(そういった器具の使いまわしは絶対にいたしません)
また、いのうえこどもファミリー歯科では患者さんへの安全のお約束として、消毒・滅菌するところは患者さんから見えるように設計し設置しています。
こどもだから大丈夫、感染症の人だけ注意してればよい、という時代は終わりました。
使いまわしや感染対策に不安、歯医者さんのにおいが苦手、という方には
自信をもって当院をおすすめいたします。
管理栄養士・フードスペシャリストの松島です。
いのうえこどもファミリー歯科が開院して一か月が経ちました。
最近、当院に通って下さっている患者さんからおすそ分けを頂きます。
ジャン!!!!
葉物野菜には、比較的カルシウムが多く含まれているのでオススメです
前回、「むし歯予防」と「歯を強くする為の栄養素」について
お話しさせて頂きましたが、
成長の過程で、カルシウム摂取を特に重要な時期があります。
乳歯の下では、大人の歯である永久歯が成長していきます。
このタイミングにしっかりと摂ることで、永久歯が強くなるといわれています
また、成長期のお子様には、偏食を避け、バランス良く食事をさせることが大切です。
そうすることで、必要な栄養素が身体にも歯にもしっかりと作用していきます。