よいお年をお迎えください

今年最後の診療が終了致しました。

今年を振り返ってみると、定期的に歯科受診して虫歯を作らせない・歯並びよく育つためのヒントやアドバイスを実践してみる、といったいのうえこどもファミリー歯科で行っていることに共感いただいた患者様が増えてきてくださったなぁと思います。

単なる流行や世の中のトレンドではなく、根拠に基づいた最新の医療を提供するために、

来年もまた心を新たにスタッフ全員で日々勉強していきます。

一年ありがとうございました。

みなさま、良いお年をお迎えくださいませ。

一年に一度は...

こんにちは!受付・保育士の坪田です♪

12月もあっという間に後半にさしかかってきましたね!街を歩けば、クリスマスムード一色で、あちこちにツリーやクリスマスソングが流れています♪^^

特にクリスマスの予定が無い私でも、やはりこの雰囲気には気持ちがウキウキしてしまいます笑 みなさんはどんなクリスマスを過ごされますか?★

そんなクリスマスムード一色のなか、私はというと、クリスマスも通り越して、今は大掃除と年賀状書きに夢中です!特に年賀状は、1月1日に届くように!12月25日のクリスマスまでにポストへ投函できるように!と、急ピッチで進めています!

小学生の頃は、よく友達と送りあっていましたが、中学~大学の間はなんとなく面倒だったり、携帯ですぐに連絡が取れるからと、メールで済ませていたり、わざわざ手書きでなんて...と出さなくなってしまった年賀状。

また、出してみようと思ったのは社会人になってからでした★なかなか会えない友達や親戚の近況を知ることが出来るだけでなく、手書きのメッセージに懐かしさや思いやりの心を感じることが出来るため、今では私の中でも恒例行事になりました♪

 

電話やメールですぐに連絡が取れる時代ですが、私はせめて一年の始まりぐらいは、手書きで伝えることも大切だと思います♪今後、枚数が増えると大変になるかもしれませんが...笑

これからも、この日本ならではの習慣を大切にしていきたいものです☆

歯を失わないこと

歯科医師の井ノ上です。

先日NHKで、『インプラント手術を受けた人の40%は3年以内に顎骨に炎症を起こしている』というニュースが報じられました。

学会で発表されている数字はそんなに多くないぞ、と思いながらニュースを見ていたのですが(もちろん、実体験としてももっと低い数字として感じています)、よくよく聞いてみると、トラブルをきたした人はメンテナンスを全く受けていなかったとのこと。

私たち歯科医師は歯科医院にメンテナンスにきていただける方しか予後を診ていけないので、ニュースの数字に違和感を覚えたわけです。

平均30~40万もかけて治したのに、3年でダメになってしまってはもったいないことです。

このニュースを耳にして、やはりメンテナンスって重要だなぁと、改めて実感しました。

当院が掲げている目標、

歯医者嫌い撲滅!小さいころから予防して、永久歯虫歯ゼロ!!

インプラントも、未だに一生ものと思われている患者様が結構いらっしゃるように思いますが、残念ながら一生もつのはしっかりケアを続けているご自身の歯だけなのです。

歯は財産です!自分の歯は大切にしましょうね。

足の裏から

食育の観点からも、医学の観点からも、発育・知能や運動能力の観点からも、

80年代・90年代・2000年代と、年代ごとに子供の比較をしていくことが多々あります。

増えていることといえば、朝食の欠食率・浮指や偏平足・永久歯の先天欠如、肥満・アレルギー・・・

朝食の欠食によって、学力や意欲の低下・将来糖尿病になるリスクが上がると関連づけられています。

若年性Ⅱ型糖尿病については以前お話しさせていただきましたが、朝食の欠食率が世の中の平均と比べてもダントツに低いです。

減っていることは、歯科でいえば虫歯ですね!虫歯は貧困と結び付けられて報道されることも多く、比較的金銭面でゆとりのある方は定期的なメインテナンスを受けたり予防行動をするゆとりがあるので虫歯は少ないということのようです。

アレルギーの原因は様々ですが、清潔にしすぎるあまり、使われずに余った免疫が食物中のタンパク質に反応して食物アレルギーを発症してしまうことも言われています。

アトピーも同様に、アレルギー症状の一環と考えられていることもあり、腸内の状態と皮膚の状態は似た症状であることが多いです。腸内フローラとメディアで言われていますが、腸内の環境が肌にも影響があるのですね。

アレルギーで、鼻炎を併発している場合、口呼吸になってしまいます。口呼吸はとても不健康です。

というのも、アスリート(運動しているときには必ず口呼吸になります)には喘息になる確率が3割も高いという結論が出ています。

また、口呼吸することで、口の中が乾燥してしまうので唾液による再石灰化がおこりにくくなります。唇のサポートがなくなるので出っ歯になっていく傾向もあります。

さて、話は戻りますが、最近お子さんの偏平足とロコモティブシンドローム予備軍が増えているようです。

運動不足による筋肉量の不足で、足の筋肉が鍛えられずに膝が痛い、そして姿勢が悪くなる、姿勢が悪くなれば結果歯並びも悪くなっていきますので、美しい骨格形成ができなくなります。

NHKのクローズアップ現代でも以前に取り上げられた内容ですが、島根や宮崎といった土地も広く比較的緑ゆたかなところに住むお子さんの10人に1日が将来ロコモティブシンドロームになる可能性が高いことが判明いたしました。

友人の柔道整復師によれば、最近では腰痛で受診するお子さんがここ数年で増えてきたとのこと。

歯並びよく育てるためにも、足腰を鍛える運動と朝食は欠かさずとりたいものですね!

 

参照:NHK クローズアップ現代より

2014年4月23日(水)子どもの体に異変あり ~広がる“ロコモティブシンドローム”予備軍~