マタニティ歯科~マイナス1歳からの虫歯予防②

こんにちは✨歯科衛生士の山添です😉✋街中はハロウィンの雰囲気からクリスマスへ早変わりしてますね🎄✨個人的には、1年で1番好きな季節です😳🎶しかし、寒くて寒くて⛄朝ベッドから出るのが辛くなってきました(笑)

前回妊娠中の歯科トラブルについて少し書かせて頂きました。今日はその中の1つ妊娠と歯周病について詳しくお伝えしていきたいと思います!

歯周病は妊婦の大敵なんです👿
え?歯周病は子どものうちは関係ないのでは?と思われますが、歯周病の大きな問題は特に子どもが生まれる前の妊婦の時期に発生します。

妊娠中は通常期と異なり、ホルモンのバランスやだ液量が変化します。
女性ホルモン(エストロゲン)を好む歯周病菌が歯周病を起こしやすくする一方で、だ液の分泌が低下し、口腔内を正常に保つためのだ液量が不足してしまい、歯周病(妊娠性歯肉炎)にかかりやすくなります。
そのことは結果として、歯周病だけでなく口臭の発生やむし歯にかかりやすくなるなど様々なリスクを増大させます。

妊娠中に早めに対応しておくことでむし歯の悪化はもちろん以下の早産のリスクも減らすことができます。

歯周病と早産の関連
妊婦における早期低体重出産の危険率歯周病による炎症は血流を介して全身に波及し、様々な疾患などに影響することがわかってきています。
歯周病を患っている妊婦は、低体重児および早産のリスクが歯周病のない妊婦の7倍にものぼるといわれています。これらは高齢出産やアルコールにくらべてもはるかに高いリスク要因です。

歯周病になると体内の自己免疫機能から出産のサインとなるような物質が過剰に放出されるためです。さらに子宮の収縮を促す物質も作られるために早産につながりやすいと言われています。

だからこそ、歯周病は妊婦の大敵なのです。
歯周病が無いかを定期的に歯科医院で管理すると共に、もし歯周病がみつかった場合には、早めに治療を受けることが大切です!
🍀マイナス1歳からの虫歯予防🍀
次は虫歯の母子感染について書きたいと思います。