お子さんのクリーニングをするとき、大人と同じだと思っていませんか?
大人と子供ではクリーニングの目的が少し異なります(菌を減らす、という大きな目的は一緒ですが)
大人のクリーニングをするときは、歯周病予防をメインに行います。
歯周病予防に適したブラッシングやケア方法をご提案し、歯周病で歯を失うことがないように歯石除去をしていきます。
この歯石除去で使うスケーラーという機械、実は歯の表面に細かな傷をつけてしまいます。時給3000円で働く本当にレベルの高い処置のできるフリーランスの衛生士(きちんとした認定資格を持っていたりセミナー講師をするような方々です)が行ったとしても、必ず細かな細かな、目では見えない傷がつきます。
いのうえこどもファミリー歯科では、歯石がついていないお子さんにはスケーラーは使用しません。生えたての永久歯は大人の永久歯と比べても柔らかく、とても傷つきやすいからです。
歯石がついている場合はやむを得ず使用しますが、使用した後には必ずこの細かな傷を修復するようにケアします。
(来院時には、以前まで通っていた他院での歯石除去ですでに歯の表面がズタズタになってしまっているお子さんもいらっしゃいます・・・すごく悲しいです)
大人の歯でも同様です。歯石をとっておしまい、ではその細かな傷の部分に菌や歯石がもっと付着しやすくなってしまいます。
お口のなかの健康のため、と思ってしていることが裏目に出てしまうこともあります。
同様に修復ケアをおすすめしております。(料金はかかりません)
他院にてお子様にこのスケーラーを使用してのクリーニングを当然と思っていると、なんだか少し物足りなく感じるかもしれません。
いのうえこどもファミリー歯科には歯を傷つけずに汚れやバイオフィルムを除去する機械がありますので、歯を傷つけずにクリーニングケアを行うことができます。
10年後、20年後に差が出るケアを始めませんか?