『兄弟で(虫歯の数が)全然違うんですけど、なにが違うんですか?』
以前からたびたびご質問いただきます。
個人的な見解ですと、兄弟の下の子ほど虫歯になりやすい傾向があると思います。
それは、
①お兄ちゃん・お姉ちゃんが食べている甘いおやつを小さなころから口にしている
②自分のおやつの時間よりも後にお兄ちゃん・お姉ちゃんのおやつの時間があり、自分のおやつを食べてからも兄弟と一緒にまたおやつを食べている。結果としてだらだら食べや間食回数が増加してしまう
③箸を別々に・・・など第一子の時にはすごく気を遣っていたことが、子育てに追われてなかなか実行できない
④下の子になるほど甘やかしてしまいがち(ハミガキしないで寝る・おやつの回数などなど)
他にも、歯の質や唾液の質や量が個人個人違うことも要因として挙げられますが、基本的に歯質におおきな差があるように感じることはありません。唾液の量は個人差がかなり大きくあります。唾液の量が少ないほど虫歯にはかかりやすいです。
3歳までの虫歯は食生活が原因であることがほとんどです。
習慣になっていると気づかないことも多いのですが、まずは食生活の見直しをしてくださいね。