みなさんは砂糖中毒という言葉を聞いたことがありますか?
普段、何気なく食べたり飲んだりしている食品にも砂糖は含まれています。甘いお菓子でなくてもです。
現代人は一日に約ティースプーン40杯分の砂糖(160g)を摂取しているというのが現実です。
よく、砂糖中毒についてお話するときに『それって海外の話でしょ?』と日本だからそんなことはないと思っていらっしゃる方が多いのに驚きます。
『あまくない砂糖の話』という映画より、例としてご紹介いたします。
ヘルシーだと思っている、スムージーや100%の野菜ジュース・フルーツジュースにもたくさんの砂糖(果糖類)が含まれています。濃縮還元の100%ジュースにはさらに加糖されていることがほとんどです。(加糖しても原材料名として記載する必要は必ずしもないようです)
ストレートのリンゴジュースをコップ一杯作るのに約4個分のりんごが必要です。りんご一つにはティースプーン4杯分の砂糖が含まれています。つまりりんごだけでもティースプーン16杯分(64g)。濃縮還元のものであれば、さらに加糖されてこれ以上の砂糖が含まれることになります。
3杯飲むだけであっという間にティースプーン40杯分の摂取が可能なのです。
体に良いイメージのある食品、、、脂肪分ゼロ・乳酸飲料・ビタミン飲料などにもたくさんの砂糖が含まれています。
日本のおかずは甘辛く煮たり炊いたものが多くあります。普段の何気ない食事からも砂糖はたくさん摂取しているのです。
砂糖を大量に摂取することで、将来の糖尿病のリスクも上がります。
以前、若年性糖尿病についての勉強会の記事を書かせていただきましたが、若年性糖尿病になる人=知らず知らずとも砂糖をたくさん摂取する食生活 をしているのです。しかも、統計をとってみると、そういった人たちは学歴や所得が低いということもわかりました。
糖をたくさん摂る食生活の親に育てられればこどもももちろん糖をたくさん摂る食生活を送ります。虫歯も多いです。
砂糖中毒による影響として情緒の不安定や体の倦怠感・集中力の欠如や学力が伸びないということを伝える文章もネット上にはたくさんあります(統計をとっているのかは不明ですので、エビデンスがあるかどうかは不明です・・)
糖について、真剣に考えてみましょう。
『あまくない砂糖の話』より引用
オフィシャルサイト http://amakunai-sugar.com/