みなさんはシーラントというものはご存知ですか?
シーラントとは、完全に穴が開いて治療が必要な虫歯になる以前の、初期の虫歯に応用することで虫歯の進行を抑制しようというものです。
歯にある溝というのは、溝の奥深いところまでは歯ブラシの毛先が届かないので、
虫歯にかかりやすい部分と言えます。
ですから特に奥歯の溝の深い部分、歯ブラシも届きにくく一番虫歯になりやすいところにシーラントを行うことは虫歯予防にはとても有効です。
いのうえこどもファミリー歯科では透明色のシーラントを使用しています。
(写真左:乳白色シーラント 写真右:透明色のシーラント)
シーラントが透明なので、歯についているのかは一見してわかりにくいのですが、
(歯科医師や衛生士など歯のプロにはわかります)
シーラントの下で虫歯が進行していないかを経過観察する上では、この透明色のシーラントはとても有利に働きます。
せっかく虫歯の進行予防として行うことなのに、それから先の経過観察できないようでは意味がないと考えて、透明色を採用しております。
生えたての歯は赤ちゃんと同じです。
生えてから3年間虫歯をつくらないことが、その歯の一生、寿命につながっていきます。
是非、シーラントも合わせて活用してみてはいかがでしょうか?