先日小学校の学校歯科健診のお手伝いに同行してまいりました。
まずは判定等の基準などの説明を受けるのですが、
私が以前にお手伝いした別の市のものとはごくごく少しの差ではありますが、少々異なっていました。
同じ日本、同じ県内や府内であっても地区によって若干の判定基準が異なるようです。
私が担当させていただいたのは、1~6年生を一クラスずつ。
同じ学年・同じ年でもお口の中の年齢はとても差があります。
2時間の間に150人程度のお口の中をチェックしていくのですが、単純計算しても一人一分以下、実際にはお子さんの移動時間や少々の待ち時間もございますので、一人30秒程度で確認していきます。
当院で行っている虫歯確認時間のおよそ20分の1以下です。
実際に虫歯なのか初期虫歯なのかというのは、目で見てわかるものではありません。
『学校検診ではCoになっていたけど、大丈夫かしら』
逆に『検診で永久歯の虫歯にチェックが入っているけど、本当に削らないといけないのかしら』
いのうえこどもファミリー歯科では、科学的根拠に基づいて虫歯の治療の必要の有無を確認しております。
学校検診の紙では『要治療』となっていたところが、実際には初期の虫歯でまだ削るのは早い段階だった、ということもあります。
逆にCoの扱いとなっていた歯でも、実際には虫歯が進行してしまっていて治療が必要なケースもあります。
しっかり治療すべきか見極めて、お子さんの大切な歯を守っていきたいと思っております。